光る泥だんご作りに挑戦(1日目)

 10.11.02 (火) | Posted in 焼き物
コースター型リーフレット 福岡県立美術館で11/28まで開催中の「小石原焼と小鹿田焼 いとおしいやきものたち」。その関連イベントとして、光る泥だんごを作る2日がかりのワークショップがあると聞き、15名の定員に滑り込むべく先日慌てて申込みの電話をしたときのことです。

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相手 : 何名様のお申込みでしょうか?

ぼく : 2名さ、あ、いや2人です。(あぶね、2名様て言いそうやった)

相手 : お子様が2名ですね。

ぼく : あ、いや、大人が2人なんですが…。

相手 : …(一瞬間が空いて)歓迎します!
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美術館の方の機転の利き具合に胸を打たれつつも、つい顔がニヤけてしまったやり取り。

2010年10月30日(土)13:00。「土から生まれるタカラモノ ~光れ!わたしの泥だんご~」と題された光る泥だんご作りのワークショップ1日目が始まりました。自己紹介の後、光る泥だんごを作るための説明、というよりは、おはなしです。「えふょんず」という美術館の総合案内と司書の方々から成るチームのお手製紙芝居(仕掛け有り)が登場します。これが力作。ネコが歩いたり、立体的な城が現れる紙芝居。職業柄なのか絵も上手で、描かれた野菜が美味しそうでした。

おはなしの後は実践です。県立美術館の建つ須崎公園にて作ります。用意された、何か特別な土を使うのかなという予想に反して普通の公園の土を使いました。踊りながらかかとで土をえぐる。より自然に踊れるようにと担当学芸員の竹口さんがラジカセから音楽を流してくれた時は心ときめきました。ちなみに踊りはこんな感じです。突如乱れる1分9秒経過時点からのそんな感じ。

光る泥だんご作りの道具 泥だんご作りの手順は既に曖昧で説明できませんが、丸め固めた土にふわふわの土をかける⇒ゆらして落とす⇒表面をなでる、のようなループを1時間くらい。時間だけ見ると長いですが、意外にも集中するものであっという間でした。

ただ、小さい子の集中は長く続かないので、僕と一緒に作っていた6才の女の子ゆらちゃんは、「武骨」「玄武岩」というキーワードを連想させるゴツゴツした彼女の泥だんごを弄んでは楽しんでおりました。あと、そのゴツゴツとした丸い玄武岩を僕に見せては「似てる」と呟くあたりは、大きくなるにつれて修正していって欲しいところですね。

展覧会のブログにも1日目の様子があがっておりました。

小石原焼と小鹿田焼~いとおしいやきものたち 展覧会ブログ: 泥だんごワークショップ(第1日目)


2日目につづきます。

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コメント

  1. [...] This post was mentioned on Twitter by 福岡県立美術館, otani. otani said: ブログ書きました。光る泥だんご作りに挑戦(1日目)http://otani-webs.com/blog/2010/11/doroball_1/ [...]

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