【映画】十三人の刺客

 10.10.02 (土) | Posted in 映画
三池監督、役所広司主演、稲垣吾郎が命を狙われる、という3点の理由で十三人の刺客を見に行きました。鑑賞後、「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」と「生ける伝説」という言葉が頭に浮かびました。映画の感想はさておき、以下、作中に見た「生ける伝説」について。

と書きながら、その生ける伝説が誰かは敢えて言わないことに決めたのですが、物語ラスト50分からの激闘シーンでは、その役者(以下、伝説)さんが映るたびに自分の中で時が止まったかのような感覚になるのです。刀でバシバシ足軽やらを斬るわけですが、伝説さんの殺陣はまるで違う。斬るというより踊っているような。他の役者さんのようなスピードも派手なアクションもありませんが、流れるように無駄なく斬る姿に見入ってしまいました。どうしたらそういう動きに仕上がるんだろう。

卑弥呼の偉大さは感覚でしかわかりませんが、伝説さんの凄さはこの映画で体感できました。その立ち居振る舞いが「この人は紛れも無くスター」だと語っています。

最後に、スターの器を感じずにはいられないCMがありましたのでどうぞ。


十三人の刺客
2010年 日本 141分
監督:三池崇史
出演:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介
Yahoo!映画:http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id336481/

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